
こんにちは。
「ホームページを作ってみたいな…」と思っても、何から始めればよいか分からず、手が止まってしまうことはありませんか?
実は、ホームページ作りで一番大事なのは「デザイン」や「文章」よりも先に考えるべきことがあります。
それは、「このページで何をしてほしいのか?」という“目的(ゴール)”をはっきりさせることです。
このブログでは、Webに詳しくない方やシニアの方にもわかりやすいようにご紹介します。
「目的(ゴール)」ってなに?
ホームページを作るときには、「このページを見た人に、どんな行動をしてほしいか?」を最初に決めておくことが大切です。これを「目的(ゴール)」と呼びます。
たとえば、次のような目的があります。
- 商品を買ってもらいたい
- お問い合わせや予約をしてもらいたい
- チラシや資料をダウンロードしてほしい
- 自分のお店や活動を知ってもらいたい
- メルマガ登録やLINE登録をしてもらいたい
つまり、「ホームページを見た人に、どんな行動をしてもらえたら嬉しいか?」を考えることが、最初の一歩なのです。
ゴールがないと、うまく伝わらない…
目的がはっきりしていないと、ホームページに載せる内容がバラバラになってしまいます。
たとえば、「資料をダウンロードしてほしい」場合でも、どんな資料か説明がないと、見た人は「本当にこれ必要かな?」と迷ってしまいます。
また、「お店のことを知ってほしい」場合も、写真や地図、どんな人がやっているかなどが分からないと、興味を持ってもらいにくいですよね。
目的をはっきりさせることは、伝わるホームページを作るための土台なのです。
ゴールを決める、かんたん3ステップ
ステップ1:見に来た人に「何をしてほしいか?」を決めましょう
まずは、「このページを見た人に、何をしてもらえたらうれしいか?」をひとつに絞ってみましょう。
< 例 >
- 商品を買ってほしい
- チラシをダウンロードしてほしい
- お店のことを知ってほしい
ステップ2:そのために必要な情報は?を考える
ゴールが決まったら、「その行動をしてもらうには、どんな情報が必要か?」を考えてみましょう。
< 例 >
- 商品を売りたいなら → 商品の写真、価格、買い方の説明
- 資料を配りたいなら → 資料の内容、ダウンロード方法、使い方の紹介
- 活動を知ってほしいなら → 自己紹介、写真、活動のきっかけ、メディア掲載など
ステップ3:見やすく・分かりやすくまとめる
必要な情報が分かったら、見やすく並べて、どこを見れば何が分かるのかがはっきりするようにします。
たとえば、最初の画面で「〇〇の資料を無料ダウンロード!」と書いてあれば、見た人も迷いません。
目的別:具体的なホームページ設計の例
● 例① 商品を売りたい
- ゴール:商品を買ってもらう
- 必要な情報:商品の魅力が伝わる写真、値段、サイズや特徴、購入方法
- 設計:トップページに「今人気の商品はこちら!」などの目立つリンクを配置
● 例② お問い合わせ・予約を増やしたい
- ゴール:お客様から連絡をもらう
- 必要な情報:メニュー、料金、営業時間、予約方法、地図
- 設計:ページの上や下に「ご予約はこちら」ボタンをわかりやすく配置
● 例③ チラシや資料を配りたい
- ゴール:資料をダウンロードしてもらう
- 必要な情報:資料の内容説明、どんな人に役立つか、PDFのダウンロード方法
- 設計:「無料でダウンロード」「1分で読める」など、分かりやすい表現とボタンを用意
● 例④ お店や活動を知ってもらいたい
- ゴール:知ってもらうことで、来店や紹介につなげる
- 必要な情報:お店の写真、スタッフ紹介、こだわり、創業ストーリー、SNSリンク
- 設計:トップページでお店の雰囲気が伝わるように写真と短い自己紹介を入れる
まとめ:最初の一歩は「何をしてもらいたいか?」を決めること
ホームページを作るとき、「まず何をすればいいか分からない…」という声をよく聞きます。
でも安心してください。
まずは「このページで何をしてほしいか?」をひとつ決めるだけで、載せる情報やページの作り方がグッと分かりやすくなります。
ゴールが決まれば、あとはそのゴールに向かって道筋を作っていくだけ。
迷ったら、「見に来た人が喜んで行動してくれるには、どんな情報が必要かな?」と考えてみましょう。
最後に
パソコンやWebの知識が少なくても大丈夫。
「どんな人に、どんな行動をしてほしいか?」という“想い”があれば、それを言葉にしていくだけでホームページはかんたんに作れます。
小さな一歩から、ぜひ始めてみてくださいね。
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