ホームページ作成の第一歩②
誰に見てほしいですか?

~ペルソナ・ターゲットを決めれば、伝わるページになる!~

こんにちは。
「ホームページを作ってみたいけど、何から始めればいいかわからない…」
「とりあえず文章や写真を入れてみたけど、しっくりこない…」

そんなお悩みをお持ちではありませんか?

その原因のひとつは、「誰に向けてホームページを作るのかが、はっきりしていない」ことかもしれません。

今回は、Webの知識が少ない方でもかんたんにできる「ペルソナ・ターゲットの考え方」について、やさしくご紹介します。


「ターゲット」ってなに?

ターゲットとは、「このホームページを見てほしい相手」のことです。

たとえば、次のような人をイメージします。

  • 近所に住んでいる40代の女性
  • 健康や美容に興味のある60代の男性
  • 子育て中のママさん
  • 退職後に趣味を楽しんでいる人 など

このように、見てほしい相手を絞ることを「ターゲットを決める」といいます。

「ペルソナ」ってなに?

ペルソナとは、もっと具体的な一人の人物像のことです。
名前・年齢・性格・悩み・ライフスタイルなど、できるだけ詳しく想像してみます。

たとえば、

佐藤恵子さん(56歳)
千葉県在住。パート勤務をしていて、趣味は家庭菜園。最近、顔のたるみや白髪が気になって、美容室を探している。スマホは使うが、ネット検索は苦手。

このように、たった1人に向けたホームページを作るつもりで考えるのが、ペルソナの考え方です。

なぜターゲットやペルソナを決めるの?

ターゲットやペルソナが決まっていないと、こんなことが起きやすくなります。

  • 何を書いたらいいか分からなくなる
  • メッセージがぼんやりして伝わらない
  • 「誰のためのページなのか?」が見た人に伝わらない
  • 作ったけど、誰にも届かないページになる

逆に、ペルソナがはっきりしていれば、言葉の選び方や、載せる内容もスムーズに決まります。

たとえば、「美容室のホームページ」でも、

  • 若い女性向けなら → トレンドの髪型紹介、インスタ風の写真
  • 50代女性向けなら → 白髪染め・ボリュームアップ・落ち着いた色合い

と、伝え方がまったく変わってくるのです。

かんたん!ペルソナの作り方(5つの質問に答えるだけ)

【質問1】年齢と性別は?

 例:56歳の女性

【質問2】どこに住んでる?どんな暮らし?

 例:郊外の住宅地、パート勤務、夫と2人暮らし

【質問3】どんな悩みを持っている?

 例:白髪が気になる、髪のハリやコシがなくなってきた

【質問4】どんな情報を求めている?

 例:髪にやさしいカラー、安心できる美容室、スタッフの人柄

【質問5】このホームページで、どう行動してほしい?

 例:白髪染めの予約をしてほしい、問い合わせしてほしい

これをメモにまとめておけば、ホームページの文章も、自然にその人に語りかけるように書けるようになりますよ。

ターゲット・ペルソナ別:ホームページの例

● 例1:地元の主婦向けパン教室

  • ペルソナ:45歳、2人の子育て中。料理好き。仕事は週3日のパート
  • ホームページ内容:
    • 教室の雰囲気が伝わる写真
    • 子連れOKや体験教室の案内
    • お客様の声(同年代の主婦)

● 例2:60代男性向けの整体院

  • ペルソナ:65歳、定年退職後。腰痛がつらい。パソコン苦手
  • ホームページ内容:
    • 大きな文字でわかりやすい説明
    • アクセス方法や駐車場情報を写真つきで紹介
    • 予約は電話もOKと強調

まとめ:誰に向けたページか決めれば、すべてがうまくいく!

ホームページを作る前に、「誰に見てほしいか?」をしっかり考えることが、とっても大切です。

  • ターゲットを決める → 大まかな相手を想像
  • ペルソナを決める → 1人の人物にしぼってイメージ

この2つが決まると、「どんな言葉で伝えればいいか?」「どんな写真がいいか?」「どんなメニューを紹介すべきか?」が、スルスルと決まっていきます。

最後に

パソコンやWebの知識がなくても大丈夫。
「誰に届けたいか?」をじっくり考えるだけで、あなたらしい、伝わるホームページが作れます。

まずは、あなたのホームページに来てほしい「たった一人のお客様」を、頭の中で思い浮かべてみてください。

その人のためにページを作っていけば、きっと伝わりますよ。

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