
~ペルソナ・ターゲットを決めれば、伝わるページになる!~
こんにちは。
「ホームページを作ってみたいけど、何から始めればいいかわからない…」
「とりあえず文章や写真を入れてみたけど、しっくりこない…」
そんなお悩みをお持ちではありませんか?
その原因のひとつは、「誰に向けてホームページを作るのかが、はっきりしていない」ことかもしれません。
今回は、Webの知識が少ない方でもかんたんにできる「ペルソナ・ターゲットの考え方」について、やさしくご紹介します。
「ターゲット」ってなに?
ターゲットとは、「このホームページを見てほしい相手」のことです。
たとえば、次のような人をイメージします。
- 近所に住んでいる40代の女性
- 健康や美容に興味のある60代の男性
- 子育て中のママさん
- 退職後に趣味を楽しんでいる人 など
このように、見てほしい相手を絞ることを「ターゲットを決める」といいます。
「ペルソナ」ってなに?
ペルソナとは、もっと具体的な一人の人物像のことです。
名前・年齢・性格・悩み・ライフスタイルなど、できるだけ詳しく想像してみます。
たとえば、
佐藤恵子さん(56歳)
千葉県在住。パート勤務をしていて、趣味は家庭菜園。最近、顔のたるみや白髪が気になって、美容室を探している。スマホは使うが、ネット検索は苦手。
このように、たった1人に向けたホームページを作るつもりで考えるのが、ペルソナの考え方です。
なぜターゲットやペルソナを決めるの?
ターゲットやペルソナが決まっていないと、こんなことが起きやすくなります。
- 何を書いたらいいか分からなくなる
- メッセージがぼんやりして伝わらない
- 「誰のためのページなのか?」が見た人に伝わらない
- 作ったけど、誰にも届かないページになる
逆に、ペルソナがはっきりしていれば、言葉の選び方や、載せる内容もスムーズに決まります。
たとえば、「美容室のホームページ」でも、
- 若い女性向けなら → トレンドの髪型紹介、インスタ風の写真
- 50代女性向けなら → 白髪染め・ボリュームアップ・落ち着いた色合い
と、伝え方がまったく変わってくるのです。
かんたん!ペルソナの作り方(5つの質問に答えるだけ)
【質問1】年齢と性別は?
例:56歳の女性
【質問2】どこに住んでる?どんな暮らし?
例:郊外の住宅地、パート勤務、夫と2人暮らし
【質問3】どんな悩みを持っている?
例:白髪が気になる、髪のハリやコシがなくなってきた
【質問4】どんな情報を求めている?
例:髪にやさしいカラー、安心できる美容室、スタッフの人柄
【質問5】このホームページで、どう行動してほしい?
例:白髪染めの予約をしてほしい、問い合わせしてほしい
これをメモにまとめておけば、ホームページの文章も、自然にその人に語りかけるように書けるようになりますよ。
ターゲット・ペルソナ別:ホームページの例
● 例1:地元の主婦向けパン教室
- ペルソナ:45歳、2人の子育て中。料理好き。仕事は週3日のパート
- ホームページ内容:
- 教室の雰囲気が伝わる写真
- 子連れOKや体験教室の案内
- お客様の声(同年代の主婦)
● 例2:60代男性向けの整体院
- ペルソナ:65歳、定年退職後。腰痛がつらい。パソコン苦手
- ホームページ内容:
- 大きな文字でわかりやすい説明
- アクセス方法や駐車場情報を写真つきで紹介
- 予約は電話もOKと強調
まとめ:誰に向けたページか決めれば、すべてがうまくいく!
ホームページを作る前に、「誰に見てほしいか?」をしっかり考えることが、とっても大切です。
- ターゲットを決める → 大まかな相手を想像
- ペルソナを決める → 1人の人物にしぼってイメージ
この2つが決まると、「どんな言葉で伝えればいいか?」「どんな写真がいいか?」「どんなメニューを紹介すべきか?」が、スルスルと決まっていきます。
最後に
パソコンやWebの知識がなくても大丈夫。
「誰に届けたいか?」をじっくり考えるだけで、あなたらしい、伝わるホームページが作れます。
まずは、あなたのホームページに来てほしい「たった一人のお客様」を、頭の中で思い浮かべてみてください。
その人のためにページを作っていけば、きっと伝わりますよ。
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