
~ストーリーを作れば、見る人が迷わないページになる~
こんにちは。
ホームページを作ろうと思っても、こんなことで悩んだことはありませんか?
- 写真や文章を入れてみたけど、バラバラに見える
- 何から載せればいいのか、順番が分からない
- 大事なことを載せたはずなのに、お客様からの反応がない
これらの原因の多くは、「構成(ストーリー)」が決まっていないことにあります。
構成とは、ホームページの情報をどんな順番で見せるかの設計図のことです。
今回は、Webの知識が少ない方でもかんたんにできる「構成・ストーリー作り」の考え方を、実例と図を使ってわかりやすくお伝えします。
ホームページは「物語」だと思って作る
ホームページは、小説やマンガと同じで、「読みやすい流れ」があります。
もし本のページが順番バラバラだったら、読む気がなくなってしまいますよね。
ホームページも同じで、見る人が迷わず最後までたどり着ける物語の道筋を作ることが大切です。
ホームページは、本やマンガと同じで「読みやすい順番」が大事です。
たとえば、「本」なら…
- 表紙(テーマや魅力が一目でわかる)
- 目次(全体の内容が見える)
- 本文(詳しい説明やストーリー)
- 最後(まとめ・行動を促す)
ホームページも同じように、見た人が自然に読み進められる順番を考えると、ぐっと分かりやすくなります。
基本の構成5ステップ
多くのホームページに共通する、わかりやすい構成はこの5つです。この順番に沿って作ると、見やすくて伝わりやすいページになります。
1. 興味を引く部分:キャッチコピー、魅力的な写真

2. 自己紹介・サービス紹介:「何をしている人(店)なのか」を簡潔に

3. 詳しい説明:メニュー、料金、サービスの流れ、特徴

4. 信頼材料:お客様の声、実績、写真、ビフォーアフター

5. 行動案内:予約ボタン、電話番号、問い合わせフォーム

この流れを紙に書き出してから作業すると、頭の中が整理されます。
実際の例で考える「構成づくり」
● 例1:地元の主婦向けパン教室
- ペルソナ
45歳、2人の子育て中。料理好き。週3日のパート勤務。
子連れで行ける趣味を探している。 - 構成の流れ
- 興味を引く部分 → 焼きたてパンのふわっとした香りが伝わる写真
- サービス紹介 → 「子連れOKのやさしいパン教室です」
- 詳しい説明 → レッスン内容、料金、日程、持ち物を分かりやすく掲載
- 信頼材料 → 同年代の主婦からの「子どもも楽しめた!」という感想
- 行動案内 → 「体験レッスンのお申し込みはこちら」ボタン
この順番にすると、「私でも行ける!」という安心感が生まれ、申込みにつながります。
● 例2:60代男性向けの整体院
- ペルソナ
65歳、定年退職後。腰痛がつらい。パソコンが苦手。
チラシや知人の紹介で来ることが多い。 - 構成の流れ
- 興味を引く部分 → 落ち着いた院内と、笑顔のスタッフ写真
- サービス紹介 → 「腰痛専門・やさしい整体院」
- 詳しい説明 → 大きな文字でメニュー・料金・施術の流れ
- 信頼材料 → 駐車場やアクセスを写真つきで掲載、通院者の感想
- 行動案内 → 「お電話でもご予約いただけます」と強調
これなら、インターネットが苦手な人でも安心して予約できます。
構成作りのコツ5つ
1.見る人の気持ちになって考える
「このページを開いたとき、まず何を知りたいかな?」からスタート。
2.大事な情報ほど上に置く
営業時間・場所・申込み方法などは、ページの上と下の両方に載せる。
3.写真と文章をセットに
写真だけでは伝わらないし、文章だけだと退屈。両方を組み合わせましょう。
4.ページの流れは一方通行に
上から下に自然と読み進められるように配置します。
5.行動案内はわかりやすく大きく
「予約はこちら」「問い合わせる」などのボタンは目立たせる。
まとめ:順番を決めるだけでページは劇的に変わる
ホームページは、ただ情報を並べればいいわけではありません。
順番を決めて、ストーリーとして組み立てることがとても大切です。
- 最初に興味を引く
- 次に「どんなサービスか」を説明
- 詳細をわかりやすく
- 信頼できる理由を示す
- 最後に行動を促す
この流れを意識すれば、お客様が迷わず読み進めてくれるページになります。
最後に
パソコンやWebの知識が少なくても、「相手にどう伝えるか」を考えるだけで、見やすいホームページは作れます。
次に作るときは、ストーリーマップを参考に順番を決めてから作り始めてみてください。
あなたのホームページは、きっと今よりもっと伝わるページになりますよ。
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